平成30年度 日本ビジュアルコミュニケーション協会 運営委員会に参加しました。

テクニカルイラストレーション

3月3日(土)、JAVC(日本ビジュアルコミュニケーション協会)運営委員会に参加しました。開催場所は東京での通常のセミナー会場と同じく国立オリンピック記念青少年総合センターです。参加した役員メンバーは9名。ちなみに私は当協会の関西支部長を務めており、最も遠方(大阪)からの参加者となりました。討議内容は主に平成29年度の活動結果および収支報告、それと平成30年度の行事計画の策定です。長年の間、東京都ではテクニカルイラストレーション技能検定の一般向け実技試験が行われていませんでした。昨年、JAVCが実施に向けた活動を行ったことで、平成29年度の東京都での実技試験が実現したことは、大きな成果だったと思います。

国立オリンピック記念青少年総合センター

JAVC運営委員会会場の窓からの景色

東京でのJAVCセミナーは原則毎月開催されているのに対して、私が担当する大阪でのJAVCセミナーは年4回開催しています。その大阪でのセミナー内容も今回の会議で概ね決定しました。平成30年度のテクニカルイラストレーション技能検定は1級、2級、3級の全等級が実施されます。3級しか実施されなかった今年度に比べて、新年度は全国的にも受験者数の増加が見込まれる為、関西支部でも受験者数の増強に力を入れていく予定です。その活動の一つとしてテクニカルイラストレーション受験対策セミナーを8月に大阪で計画しています。平成29年度に実施された技能検定の詳細については過去の記事をご覧ください。

また11月には東京から講師を招いて、Flash技術に代わる新しいWEBアニメーションの方向性を探るセミナーを計画しています。恐らくこの内容はJAVCでは初公開となるものなので私も楽しみにしています。いずれにせよ、テクニカルイラストレーション、特許図面、写真トレース、取扱説明書、3D工業デザインなど幅広い分野に活用できるセミナーを、東京・大阪のいずれかで新年度も毎月開催する事となりました。

運営委員メンバーの中には特許図面作成者や取扱説明書、マニュアル担当者もいるので、それぞれの業界の話も聴くことができました。現実にそれらの業界でも既に業務で3次元CADが活用されています。これまでは製造系メーカーとの会話でしか聞かなかったSolidworksやFusion 360等のもソフトウエア名称も、もう普通に当協会メンバーの会話の中では出てきます。役員自ら本業以外の時間を費やして、協会の運営活動をしていきますが、セミナーや個々の会話を通じて様々な情報が得られることや、協会向けに作成した資料やデータ等を自社の業務に活かせることなど、メリットも数多くあります。

興味のあるテーマがあれば、是非一度当協会主催のセミナーへご参加ください。
JAVCホームページはこちら
平成30年4月以降に開催するセミナーは3月下旬に上記ホームページ上でお知らせいたします。

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